Blog美容皮膚科レイクリニックの
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ザーフ勉強会 - 衣原公美子 院長
先日、韓国の外資系企業による美容医療の勉強会に参加してきました。今回は日本全国から医師や看護師が約200名ほど集まり、さらに韓国からも先生方が招かれるという、とても貴重な機会となりました。私自身も発表の機会をいただき、日本人医師数名とともに登壇させていただきました。
この勉強会で特に印象的だったのは、開発者の方々が直接参加されている点です。私たち医師が日々の臨床の中で感じている疑問や、「こういったことを解明してほしい」といった要望をその場で伝えると、開発者の方々が前向きに受け止めてくださり、それが次の研究や製品開発につながっていきます。このように現場と研究が密接に連携している環境は本当に素晴らしく、毎回深い学びと刺激を受けています。
今回の勉強会では、たるみ治療に関するさまざまな議論が行われました。これまでにも高周波治療やHIFUなど、たるみに対するアプローチはいくつか存在していましたが、「なぜ効果が出るのか」「どの層にどのように作用しているのか」という点については、十分に解明されていない部分もありました。
そこで今回注目されたのが、モノポーラRFザーフを用いたたるみ治療機器です。この機器は臨床的な効果だけでなく、研究データに基づいて開発されている点が大きな特徴です。皮膚の表面だけでなく、より深い層、さらには脂肪層の奥までエネルギーを届けることができるため、従来よりも本質的なたるみ改善が期待されています。
私は今回、加齢による脂肪の変化について文献をもとに発表しました。年齢を重ねると、脂肪細胞の数は減少していく一方で、一つ一つの細胞は大きくなり、結果として脂肪の容積は増えていきます。また、脂肪を支えている繊維構造も徐々に弱くなっていきます。そのため、脂肪は支えきれなくなり、下方へと移動してしまいます。これが、ほうれい線やマリオネットラインといったたるみの原因の一つです。
このような変化を踏まえると、たるみ治療において重要なのは、脂肪の質を引き締めること、そして脂肪を支える構造を強化することです。今回取り上げられた治療は、これらの両方にアプローチできる可能性があり、今後の美容医療において非常に重要な役割を担うと感じました。
また、勉強会では各医師が自身のクリニックでの使用方法や工夫についても共有し、安全性や効果を最大限に高めるためのディスカッションが活発に行われました。出力の強さや照射時間のバランスなど、細かな違いが結果に大きく影響するため、こうした情報交換は非常に有意義なものです。
さらに今回印象的だったのは、多くの医師がAIを活用して発表を行っていたことです。私自身も、加齢変化や治療効果をより分かりやすく伝えるためにAIを用いてイラストを作成しました。視覚的な表現を取り入れることで、より直感的に理解していただけると感じています。
美容医療は日々進化しており、その進化は医師、開発者、そして患者様の声がつながることで実現しています。これからも学びを深めながら、より良い医療を提供できるよう努めてまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
レイクリニック院長 衣原公美子
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