創傷治癒って何?

こんにちは。レイクリニックの看護師、中村です。

美容の若返り治療で欠かせない、体が元々持っている素晴らしい機能、それが『創傷治癒力』です。

では、『創傷治癒』とは一体何?

皆の頭の中では
(何らかの熱が皮膚に当たると・・・
リンパ球が・・・)
と浮かびつつも、患者さんにわかりやすい言葉にと言うと、何と言ったらいいのやら…

新人さんにはちょっと難しいけど、医療従事者が使う専門用語で患者さんに伝えない、というのは看護の基本なのです!

まずは専門用語を使って説明をして、それを患者さんがわかる言葉に変換するだけ。
でも、いざやってみると結構難しい。

専門用語は使っているとマヒしてきます。一般的な言葉として認識してしまい、何気なく患者さんの前で使ってしまうのが医療従事者あるあるです。
そのため、私は家族や友人に
「この言葉、わかる?」
と聞いて確かめる事があります。

そして『変換言葉集』を作っています。

『創傷治癒力』は『ヤケドをしたら皮膚は新しい皮膚を頑張って作ろうとする、新しく作られる時に沢山のコラーゲンや肌の弾力成分が作られる力』と言い換えて伝えてます。

どうでしょう?

皮膚を作り治すわけだから、出来た皮膚は若くなるイメージができましたか?

イメージできたら私の作った変換言葉は成功ですね(笑)

美容医療は体が元々持つ機能を応用して治療に活かしています。
高周波の治療は皮膚表面に影響を与えず、あえて皮膚の真皮と脂肪層にヤゲドのような状態を作り、新たな若々しい肌に生まれ変わらせています。

副反応を伴う医療行為だからこそ、効果が伴わなければならず、美容医療に携わる者は医学の勉強を学び続けないと、と改めて感じたナース会議でした。

看護師 中村

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